沼里 翼さん
Tsubasa Numari
保育士
趣味、子ども、宮古、すべてを愛する笑顔輝く保育士
PROFILE
1992年生まれ。宮古市出身。商業高校卒業後、盛岡短期大学を卒業して保育士を目指す。2013年、宮古市で保育士として採用され、磯鶏保育所に配属。子どものころから楽しんでいたプラモデルなどの趣味を満喫しながら、2020年より千徳保育所勤務。子どもと仲良く遊び、触れ合っている。父母、犬、猫と共に暮らす。
宮古から出てみて、気づいてほしい宮古の良さに
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お仕事内容や毎日のルーティーンについて教えてください。
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仕事は保育士をしています。仕事内容は主に子どもたちと遊んだり、子どもたちの成長の記録などの書類仕事をしたりしています。いつもは7時30分には家を出るようにして、それから18時くらいまで仕事をして、18時15分ごろに帰ります。休日は、土曜と日曜です。
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仕事をしている中でのやりがいを教えてください。
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子どもたちの成長ですね。子どもたちができなかったことができるようになったときに、やりがいを感じます。
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子どもたちと遊ぶ時に意識していることはありますか?
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いつも「子どもたちより楽しんでやろう」という気持ちで遊ぶようにしています。自分が楽しんでいれば、子どもたちも自然に楽しめると思うので。
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今まで仕事をしていて印象に残っていることは何ですか?
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卒園した小学一年生から手紙をもらったことですね。担任でもなかったのに、覚えていてくれたんだと思ったらとてもうれしくて、一番この事が印象に残っています。
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仕事をしていて大変だったことを教えてください。
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書類仕事が一番大変です。子どもたちのお昼寝の時間などにするのですが、子どもたちの成長の記録だけではなくて、企画案なども考えなければいけないので、少し大変ですね。
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では趣味や余暇の過ごし方について教えてください。
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趣味はプラモデル、サッカー観戦、楽器演奏です。休日は黙々とプラモデルを作っていることが多いですね。一日ずっと休めるという理想の休日があったとしても、ずっとプラモデルを黙々と作りたいと思いますし。
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趣味の経験年数を教えてください。
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プラモデルは親が作っていた戦車などのプラモデルを見て、子どものころからずっと作ってきました。サッカー観戦は、ドイツワールドカップを初めて見た時からですね。
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プラモデルにはどんなところに魅力を感じますか?
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私は、プラモデルを改造したりして楽しんでいるので、誰もやっていないことをするのはとても楽しいし、魅力だと思っています。ミスをすると修正が大変だったり、作るのに時間がかかったりしますが、その分、できた時の達成感も魅力の一つだと思います。
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サッカー観戦ではどんなところに注目して見ていますか?
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一番は、戦術に注目しています。自分は理屈から入りたいというところがあって、高校生の頃から、何度も試合を見て、戦術分析したりして楽しんでいたんですよ。
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趣味を宮古でする利点はありますか?
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宮古には集まる場所が多くはないので、自然と同じ趣味の人が同じ場所に集まってきて、仲間や友だちができやすいというところが利点ですね。人と交流しやすいというところは、宮古の良さだと思っています。
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宮古での暮らしの満足ポイント・不満ポイントを教えてください。
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宮古での暮らしの満足ポイントは、車があれば特に不自由がないところ、海産物がおいしいところ、人と交流ができるところ。とてもたくさんありますね。Uターンしてみてみると、特に宮古には不満ポイントはないですね。都会の人たちを呼ぶようなイベントがあればいいなと思いますけど、コロナで難しいですもんね。
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沼里さんにとって、ふるさととは?
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やはり家族がいるところです。家に帰って静かだと寂しいじゃないですか。だから家族がいるところが私にとってのふるさとです。
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沼里さんの希望は?
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宮古の良さに気づいてくれる人が増えてほしいと思います。
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宮古に良さがないと思っている人にアドバイスをお願いします。
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まずは、外に出てみて、外と宮古を比べてみたほうがいいと思いますね。外に出てみて、都会のほうが合っていると感じたらそこに住めばいいし、宮古のほうがいいと感じたら戻ってくればいい。そこはそれぞれの価値観だと思うので。外と比べてわかる宮古の良さもあると思いますし。
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Uターンを考えているひとたちにメッセージを。
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宮古は思っているよりもとても楽しいところなので、ぜひ戻ってきてほしいと思います。
2022年9月取材