「宮古のイメージがポジティブになった」

「趣味の話になると、皆さんイキイキしていた」

「人の話を聴くことは、違った考えを知ることができるので大切だと思った」

「もっと宮古のことを知りたい」

ー 取材後アンケートより ー

「住めば宮古」は宮古市「令和4年度高校生による移住定住促進事業」として、岩手県立宮古商工高校総合ビジネス科3年生28名と取り組んだ「住めば宮古」プロジェクトです。
学びの場としてのカリキュラムは大きく分けて、1. キャリア教育、2. 取材、原稿執筆活動、3. 動画制作活動の3つ。
課題研究の授業を利用して、7月から10月までの4ヶ月間に渡って行われました。

1 キャリア教育

座学やワークを通して、自分にとってのふるさととは何か、働くということはどういうことなのか、理想のくらし(自分にとっての価値観)とは何かについて、正面から向き合いました。

高校卒業後に就職する生徒だけでなく進学する生徒にとっても、漠然と思い描いていた将来をじっくりと考える、よい機会となりました。

2 取材、原稿執筆活動

企画編集の基礎を学んだ後、ワークショップとしてミニ取材と原稿執筆を体験。
その後、実際に「宮古市でのくらしを楽しんでいる人」への取材を実施。
原稿執筆を行いました。

グループでの取材でしたが、原稿は1人の生徒が1人の取材対象者の記事を執筆。
取材開始時は緊張の面持ちだった生徒たちも、いきいきとした人々の話を聴くうち、次第に笑顔に。
取材を終え、「宮古のくらしを自分なりに楽しんでいる人たちの話を聴いて、宮古って良いところだと思った」と話す生徒も。

宮古商工生による
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3 動画制作活動

高校生の視点で、彼らが普段感じている「ありのままの宮古のくらしの良さを動画で伝える」という課題に取り組みました。動画撮影の基礎を学んでから、夏休みの宿題として、各自がスマートフォンで撮影。
休み明けに、いくつも撮影した素材を集めた編集作業を行いました。

パソコンでの慣れない動画編集作業に四苦八苦しながらも、高校生らしい、エネルギーに満ちた動画を作り上げました。

宮古商工生の制作した
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