八島 悟さん
Satoru Yashima
地域おこし協力隊
食、イベント、人とのつながり宮古を堪能する丸森町のジェントルマン
PROFILE
1995年生まれ。宮城県丸森町出身。大学卒業後、県内の自動車ディーラーで営業マンとして働く。2022年、妻の実家のある宮古市へ移住。地域おこし協力隊として宮古市で活動開始。副業として花坂印刷工業株式会社で働く。様々な宮古市のイベントに参加し市民の人と楽しんでいる。妻、愛猫と暮らす。
宮古とのつながりを求め、様々なことを楽しむ
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お仕事内容を教えてください。
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地域おこし協力隊で、ふるさと情報発信事業をしています。具体的には、IターンやUターン者を誘致するために、SNSやイベントで情報発信をする仕事です。そして、副業として、花坂印刷工業株式会社で動画や写真を作る仕事をすべく、勉強中です。また、イカ王子のYou Tubeチャンネルのカメラマンをやったりもしています。
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仕事のやりがいを教えてください。
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4月に移住してきて半年ですが、たくさんの人と接する機会が増えたことです。人と話すことがもともと好きなので、とても楽しいです。あとは、東京や盛岡に行って宮古の紹介をしたりしているので、いろいろな場所に行く機会が多く、楽しいですね。
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大変だったことはなんですか。
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自分のコントロールの問題なんですが、休みがないのが大変かなと思います。でも、やりたいことをやっているので、仕事はすべて楽しいです。
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今後の展望や夢は何ですか。
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僕みたいな移住者をサポートできる体制を作りたいなと思っています。今は関係人口は増えていっていますが、移住するにはサポートが薄い。体験するチャンスや、ホテル以外に滞在する場所も少ないし、移住してからのコミュニティも少ない。それをサポートする仕組みを作りたいです。個人では、3年間でカメラや写真を仕事にできるくらいのスキルを身に付けることです。
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休みがないということですが、仕事以外の時間は何をしていますか。
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まずは、宮古のイベントにたくさん参加しています。趣味が、イカ王子のおっかけなんですよ(笑)イカ王子が参加するイベントに行っていました。最近はマラソンに目覚めたので、走っています。
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始めたきっかけは何ですか。
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宮古に移住してイベントに参加したところ、いろんなイベントにイカ王子がいて、応援したいと思ったからです。もともとイベントやお祭りが好きだったんですが、宮城にいた頃は土日が休みではなく、全然行けていなかったので、反動かもしれませんね。
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では、今は色んなイベントに行けて幸せなんですね。魅力は何ですか。
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いろいろな人が参加して、一緒に食事をすることができたりするっていうのは、すごく楽しいです。非日常感を味わえることが楽しくて。そこが魅力なんだと思います。
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ご自身の性格や性質に合う部分は何ですか。
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学生時代、部活でソフトテニスや陸上などをしていたので、しんどいことを楽しめるところですね。そこにやりがいを感じる性格だということでしょうか。それに楽しいことが好きなことです。
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その趣味を宮古でする利点は何ですか。
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人が集まりやすくて街がにぎわっていることですかね。あとは単純に、屋台などの食べ物がとても美味しいんですよね。宮古は海や山の幸がとても美味しいから。
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宮古での暮らしの満足ポイント・不満ポイントを教えてください。
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海産物が飛びぬけて美味しい。居酒屋が元気なことが魅力ですね。あとはイベントや祭り、アクティビティーが多いことです。宮古はお金が無くても楽しめますよね。不満なことはあまりないです。
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八島さんにとって、宮古とは?
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難しいですね…。自分らしく挑戦できる場所ですね。移住者なので、失敗しても良いと思っているところもあるし。もう、半分ふるさとみたいなものですけど。
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宮古に希望することは?
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宮古の人にとっての当たり前のことって、当たり前ではないことが多いんです。例えば秋祭りにあんなに山車が出ることとか、お祭りにあんなに人が出てくることや、居酒屋が元気なことって、ほかにはない。そこに気づいてほしいです。
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Uターンを考えているひとたちにメッセージを。
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宮古は、やる気があれば何でもやらせてくれる風潮があるんですよね。手を挙げればすぐに打席に入れます。都会でしか仕事ができないと思っている人に、そうではないと伝えたいです。
2022年9月取材